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グルメレポ:らーめん 陸(馬事公苑・ラーメン)

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先日、自転車で世田谷通りをふらついていると、一軒の店に目が止まりました。
何でもない道路沿いの、何でもない地味な店。真っ赤な看板には「ラーメン 陸」とありました。

お世辞にも特別美味しそうには見えない外観だったのですが、何故か気になり、その場で自転車を停めてiPhoneの食べログアプリでサーチ。
すると、3.7overの高評価店で、かつ周辺1km内では最も評点の高いことが分かり、食事を済ませた後だと言うのに吸い込まれるように店内へ。

食べログによると「らーめん 陸」は店主がラーメン二郎上野毛店出身のいわゆる「二郎インスパイア」と呼ばれる店らしく、曰く「上品な二郎系」とのこと。

ちなみにぼくはラーメン二郎には良くない思い出(初めて行ったのが目黒店で、何も知らずWチャーシュー+野菜増しを頼んで死亡)があり、従って二郎インスパイアなる店にも行ったことはありませんでした。
でもまあ「上品な」というくらいだから大丈夫だろう、と勝手な思い込みで初の二郎インスパイア・チャレンジです。

一番人気の豚増し麺はとうに売り切れたらしく(入った時間は22時頃)、通常のラーメンを食券機にて購入。

店内は割と綺麗で、本家二郎にありがちなドロドロしたカオス感は感じられません。
店員さんも、愛想を振りまくでもなく、ぶっきらぼうなわけでもなく、淡々と作業をこなされているようで、居心地は悪くありません。

頼んでからさほど待つこともなく、ラーメンが運ばれてきました。
パッと見は、太目のちぢれ麺と分厚いチャーシュー、その上に茹でたキャベツとモヤシが乗っており、二郎に良く似た印象。
一瞬嫌な思い出が蘇りましたが、ぐっとこらえてラーメンをすすります。

味は、えーと、確かに昔食べた二郎を彷彿とさせる豚骨醤油味、けれどしつこさや臭いはほとんどありません。
非常に飲みやすい。クセはないです。
パンチがないと言えばないのですが、二郎みたいなパンチはこちらから願い下げなので、少なくとも悪くはない味。

野菜の量も適量で比較的すぐに麺に辿り着くことができました。(二郎の時は野菜増しだったので…以下略)
麺はつるっとしていて、モチモチと食べ応えのある食感。
野菜は味付けしてあるわけでもないので、正直このあっさりしたスープには不要かな。
・・・あ、スープですが、あっさり、というのはあくまで「本家二郎と比べて」という意味で、味自体は思いっきり濃いです。

何より特筆すべきはチャーシュー。
見た目は分厚く、脂身もたっぷりの存在感溢れる肉塊以外の何物でもありませんが、驚くべき柔らかさで感動すら覚えました。
脂身も臭い、しつこさは感じられません。
箸で挟むだけでほろほろ崩れていきます。これは美味い。

結局スープもほとんど飲み干して、めでたく完食。
うん、これなら次も行きたいと思えます。

食べログ高評価は伊達ではありませんでした。


らーめん 陸


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Written by poissonvolant

11月 17th, 2009 at 9:30 am

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Posted in グルメ

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